【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜12月期のJR小海線 (小淵沢駅~清里駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -2.2%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 63 件(1年前(2022年)に比べて -7.4%( -5件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 223.4 坪 (昨年 203.3 坪から +9.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。清里駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは清里駅で昨年に比べ +28.3 %、坪単価は 2.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(清里駅)は +28.3 %(坪単価 +0.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(甲斐小泉駅)は -22.9 %(坪単価 -0.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 1.5 % → 2023年 3.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小淵沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +6.7%( +0.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2022年)に比べて -21.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった清里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +28.3%( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
JR小海線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小淵沢駅 | 3.7万/坪 (217坪) | 3.4万/坪 (218坪) | 3.2万/坪 (189坪) |
甲斐小泉駅 | 2.4万/坪 (243坪) | 3.1万/坪 (219坪) | 2.6万/坪 (182坪) |
甲斐大泉駅 | 2.6万/坪 (221坪) | 2.4万/坪 (191坪) | 2.8万/坪 (217坪) |
清里駅 | 2.1万/坪 (189坪) | 1.6万/坪 (140坪) | 1.3万/坪 (351坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
清里駅 2.1 万/坪(昨年同期比 +28.3 %)
清里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +28.3%( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 189.1 坪 (昨年 139.8 坪から +35.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 27.8 分 → 2023年 35.2 分、+26.6 %と大きく増加)
甲斐小泉駅 2.4 万/坪(昨年同期比 -22.9 %)
甲斐小泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -22.9%( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2022年)に比べて -13.6%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 243.4 坪 (昨年 219.5 坪から +10.9 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示